TT2(Sambar・Truck) 95,627km & 7回目車検リポート
&代車スバルR2&ダイハツ・サンバーについて

2021年5月17日 車検後撮影 (マフラーが新品になっています)


プロローグ

2021年5月、Sambar・Truck7回目の車検の時期が来てしまった。走行距離は95,627km。この間、大きなトラブルは無く、70,000kmを超えたあたりからエンジンも絶好調なのだが、マフラーが腐食し、フロントブレーキローターもかなり摩耗していたので、前もって見積もりしてもらおうと、4月11日に小諸市のスバルディーラーにサンバーを持ち込む。
見積もり検査の結果、ついにマフラーとディスクローターが交換必要となってしまった。さらには全く気がついていなかったのだが、フロントメンバーの一部に腐食が見つかり板金修理が必要になってしまったので、見積金額は、あっと驚く26万円越え! あと100万円も足せば新車の軽トラが購入できるとあってスバルでは新車のサンバー・グランドキャブ、ついでに佐久市内のスズキの営業所でスーパーキャリーの新車見積もりをしてもらった。
サンバー・グランドキャブの見積もりは155万円ほど。バックヤードに実物が置いてあったので見てみたが、ダイハツ製というのが、どうしても引っかかる。
スーパーキャリーは153万円。サンバーよりは良い感触で、下取りも現状で8万円とおごってくれたので少しグラッときた。
さっそく家に帰って大蔵省と折衝を試みるが見事に撃沈・・・・  かくして2021年5月9日〜5月16日にかけて、我が家のSambar・Truckは7回目の車検を受けることになった。

車検費用&修理内容

1.法定費用
 自動車重量税           8,200円   1,600円のUP
 自賠責保険料          19,730円   5,340円のDOWN
 印紙代               1,100円
2.車検代行手数料        8,800円   160円のUP
3.技術料(含む部品代)
 24ヶ月車検整備         18,920円   344円のUP
 ブレーキフルード交換       3,850円   70円のUP

     消耗部品             4,510円  500円のUP

 下回りスチーム洗浄&ラスター塗布    16,500円  
 総合検査料            9,130円   166円のUP 

   フロントブレーキ、ディスクローター&パッド交換  29,821円 (部品代+技術料)

 マフラー交換            64,119円  (部品代+技術料)

     エアクリーナー交換        2,134円

     左サブフレーム板金修理    36,284円   (部品代+技術料)

合 計                257,498円 (消費税含む)  117,754円のUP  (全て前回比)

話には聞いていたがサンバーの特殊なマフラー交換と板金修理が結構な金額になってしまった。次回はタイミングベルト交換だそうだが、どうしたものか。

見た目はショボイが、実に静かだ。しかし、新車時はこんなだったっけ?



新品のディスクローターに早くも錆が発生!!



これが36,000円した板金修理の跡。

代車について

今回は車検整備期間が一週間と長いこともあり、代車は途中で交換してなんと2台。最初は10万km近く走り込んだスバルR2。
スバルR2は2003年から2010年にかけてスバルが製造した最後の軽乗用車(ステラはトールワゴン車なので除く)。車の内容は悪くは無かったが、並行して販売した姉妹車のR1とともに、これがスバル最後の軽乗用車となってしまった。珍しいクーペスタイルのR1は、今ではプレミアもついているようだ。

借りだしたR2の走りは、まあ普通だったがCVTの影響で、エンジンの音ばかり大きいのに前へ進まないお馴染みの現象が見られた。それと足回りにかなりガタが来ていて、走行中にタイヤが外れるんじゃないか不安になった。



2台目は8000kmほど走行したスバル・サンバー。まあ、実質ダイハツ・サンバー。この車は以前も代車で借りたことがあったが、当時の記憶と比較して乗り心地がいくらか良くなった気がした。

エンジン音は相変わらずうるさいが5MTだったこともあり、積極的に5速を使用すれば、まあまあ長距離も耐えられそうな気がした。欲を言えばグランドキャブが借りたかったが、まあそれは贅沢というものだろう。




エピローグ

今年も軽自動車税のお知らせが届いた。左が前年度までの納付済通知書。右側が今年どのお知らせ。うすうす承知はしていたが製造から13年を超えると自動車税&軽自動車税ともに増額となる。
2000円の増加ではあるが、軽トラは零細な農林水産業者の必需品なので、鎌や鋤に課税するようなものだ。それにしても5割増しとは随分思い切って増やしたものだ。この増税が決まったときに、当時スズキ自動車会長だった鈴木修さんが「貧乏人をいじめるようなものだ」と批判していたことを思い出した。
国の言い分は、古い車=環境に悪いので増税とかいう、訳の分からないことを言っているが、そもそも1台、車を作るのにどれだけの資源とエネルギーが消費され環境を悪くしているか考えれば、車に長く乗ることは地球にとって、どれだけ良いことか分かるというものだ。古い車には増税では無く減税とすることを声を大にしてアピールしたい。

2021 5/23 chiaki-k 記す   


トップページへ